大リーグ機構、薬物問題にメス 疑惑報道の2選手を調査へ

[ 2015年12月28日 10:26 ]

フィリーズのライアン・ハワード内野手 (AP)
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 フィリーズのライアン・ハワード内野手(36)とナショナルズのライアン・ジマーマン内野手(31)が過去に禁止薬物の提供を受けていたとされる件で、大リーグ機構が調査を行なうと米国のFOXスポーツが27日に報じた。

 中東のテレビ局「アルジャジーラ」が伝えたところによると、ハワードとジマーマンの2選手は2011年、故障からの回復を促すためにインディアナ州にあるアンチエイジングのクリニックからヒト成長ホルモンなどの禁止薬物を受け取っていたとされ、NFLのブロンコスに所属しているQBペイトン・マニング(39)もそのリストの一人に含まれていたという。

 このことが明るみになったのは26日だが、FOXスポーツによると大リーグ機構はすでにアルジャジーラの報道を認識しており、徹底的に調査する構えを見せているという。一方、2選手の代理人は「自身の顧客を中傷された」とアルジャジーラに対して法的措置を取る可能性を匂わせていた。

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