人気者はつらいよ…ヤクルト“山田ロード”設置計画 移動の安全考慮

[ 2015年12月28日 08:15 ]

ヤクルトの山田

 山田を守れ!!ヤクルトが、球界のスターに成長した山田哲人内野手(23)の安全を考慮して、神宮外苑に「山田ロード」設置を提案していることが27日、分かった。

 「ファンサービスを考えながら、選手の安全を考えてよりよい方法を取りたい」と球団関係者。現在、選手はクラブハウスと室内練習場を行き来する際、一般通行者と同じ球場外壁に沿った道を使う。ファンにとっては選手と間近に接することができるが、一部ファンの行きすぎた行動も見られた。選手会から球団への要望もあり、11月に行われた現場とフロントの会議で議題に上がった。

 具体案としては、クラブハウスの裏を抜けて室内に向かうことができる新ルートを設けるよう、神宮外苑に申し入れているという。また簡易的な対策として従来の道にコーンやついたてを置き、一般通行者と往来を隔てることも検討。かつて荒木大輔の入団時、その人気を受けてクラブハウスと球場内を結ぶ地下道、通称「荒木トンネル」が新設された。山田も活躍とともに人気がうなぎ上りで、さまざまな対策が練られていくことになりそうだ。

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2015年12月28日のニュース