阿部 来季はポレダ専属捕手?本人から打診「本当は内緒だけど」

[ 2015年12月26日 05:30 ]

阿部(左)とポレダ

 巨人・阿部が先発マスクに意欲を示した。「本当は内緒だけど」としながら、この日1年130万ドル(約1億5600万円)で来季の残留が発表されたポレダから「アベサン、キャッチャープリーズ」と専属捕手の打診を受けていたことを明かし「やるかもしれないから楽しみにしてください」と宣言した。

 今季は首痛の影響や打撃に集中するため一塁手に転向したが、高橋新監督は今秋キャンプ中に阿部が捕手に就く可能性について「ゼロじゃないと思います」と話していた。阿部自身も秋季練習中に高橋監督からその方針を伝えられており「来年はたぶん、捕手もやると思います」と意欲を見せている。

 契約するミズノ社には新しい捕手ミットを発注。来春キャンプは1クールに一度、ブルペン入りする予定だ。今季は捕手で23試合先発出場。「捕手は楽しいな、と思いながらやっていた」と振り返ったように、打率・309、2本塁打、10打点と好成績で打棒復活にもつながる。

 阿部はマシソンや山口からもバッテリーを組むことを熱望されているが、基本線は「ピンチ捕手」。高橋監督の判断にもよるが、先発マスクの選択肢があれば選手起用の幅も広がってくる。 (青木 貴紀)

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2015年12月26日のニュース