メッツ、ベテラン右腕のバットに期待?打撃タイトル獲得で出来高

[ 2015年12月20日 09:30 ]

メッツのバートロ・コローン投手(AP)

 通算218勝の先発右腕バートロ・コローン投手(42)は18日にメッツと1年725万ドル(約8億7800万円)で再契約に合意。翌日の19日には出来高の内容が明らかになった。

 コローンの来季の出来高は、CBSスポーツのジョン・ヘイマン記者によってリポートされ、オールスターに出場すれば5万ドル(約605万円)、さらにサイ・ヤング賞、ゴールドグラブ賞、リーグ優勝決定戦でのMVPを獲得すれば各賞に対して同額が支払われるとのこと。

 また、ワールドシリーズでMVPに輝けば、その倍額となる10万ドル(約1210万円)がベテラン右腕の手に渡る。これらすべてを達成すれば、30万ドル(約3630万円)となるが、バットでもうひと頑張り見せれば、金額が上乗せされるもよう。メッツは打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞の獲得で5万ドルを用意しているそうだ。

 今季の同賞投手部門は、ジャイアンツのバムガーナーが2年連続で獲得。打率2割4分7厘、5本塁打、9打点と野手顔負けの成績を残した。参考までにコローンの通算での打撃成績は216打席で20安打、打率9分3厘、9打点。本塁打は記録されていない。今季は、58打席で8安打、打率1割3分8厘、4打点という数字。来季、打撃に開眼してコローンが5万ドルを手にする可能性は極めて薄いように思える。

続きを表示

2015年12月20日のニュース