岩隈、合意一転ドジャースと破談…身体検査で交渉まとまらず

[ 2015年12月18日 05:30 ]

岩隈久志投手(AP)

 マリナーズからフリーエージェント(FA)になった岩隈久志投手(34)が、入団合意が判明していたドジャースと正式契約に至らなかったことが17日、関係者の話で分かった。身体検査を受けた結果、交渉が最終段階でまとまらなかったという。

 再契約を目指したマリナーズを含め、ジャイアンツ、ロイヤルズとの争奪戦となっていたが、複数の米メディアは今月上旬に総額4500万ドル(約54億9000万円)の3年契約でドジャースと合意したと報じていた。デーブ・ロバーツ新監督も期待感を示し、カーショーに次ぐ先発2番手を任せる予定だった。

 岩隈はメジャー4年目の今季、4月に右広背筋を痛めて故障者リスト入りしたが、復帰後は8月に無安打無得点試合を達成するなど、20試合に投げて9勝5敗、防御率3・54の成績だった。通算成績は47勝25敗、防御率3・17。

 日本人選手では2012年にヤンキースとマイナー契約を結んでいた岡島が身体検査で異常が見つかり、契約を解除されたケースがある。

続きを表示

2015年12月18日のニュース