オリ中島「見ていて下さい」 “不本意”日本復帰1年目から巻き返す

[ 2015年12月17日 05:30 ]

契約を更改し、今シーズンを振り返る中島

 オリックス・中島裕之内野手(33)が16日、神戸市内で交渉して現状維持の3億5000万円で契約更改。3年契約の2年目となる来季へ向けて交渉役だった横田昭作球団本部長に「見ていて下さい。(来春キャンプは)違った姿で来ます」と巻き返しを約束した。

 メジャーから3年ぶりの日本復帰で大きな期待を集めた今季は4月に右太腿肉離れ、5月末には腰痛によって2度、戦線離脱するなど117試合で打率・240、10本塁打、46打点という不本意な成績に終わった。故障に加えて打撃を崩した要因を「もっといい打ち方があるかといろいろ試しているうちに…」と分析。シーズン終了後の自主トレで体重移動の仕方やバランスの取り方の再確認に努め、来季へ向けた打撃フォームを「分かってきた」と強調した。

 今後も故障防止へ徹底的に走り込む姿勢。「数字を出して最後は皆で笑えるようにしたい」。来季から登録名を『宏之』へ変更。変わるのは名前だけではない。

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2015年12月17日のニュース