元巨人・吉村氏「経験を何らかの形で」定岡氏「融合させたい」

[ 2015年12月14日 05:30 ]

研修を終え囲み取材を受ける吉村氏

 プロ野球経験者が高校や大学で指導する資格を回復するためのアマ側による研修会が13日、都内で行われた。いずれも元巨人でスポニチ本紙評論家の吉村禎章氏(52)、定岡正二氏(59)ら119人が参加し、約6時間にわたって高校野球の特別規則などの講義を受けた。

 研修を終えた全員が修了証を受け取り、吉村氏は「経験を何らかの形で教えられれば。(アマに)恩返しができればうれしい」と話した。南海などで活躍した兄の智秋氏(62)が大分・柳ケ浦の監督に今夏就任したことが、受講のきっかけになったという定岡氏は「プロ野球の経験と融合させたい」と話した。

 研修会は3年目の今年から独立リーグ出身者も参加が認められた。来年2月2日の日本学生野球協会の適性審査を経て、資格回復が認められる。

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2015年12月14日のニュース