ヤク川端、首位打者の“技”見せた…「筒香に負けてる」ヤジに発奮

子どもたちが見つめる中、妹の友紀とキャッチボールをするヤクルト・川端

　ヤクルト・川端が１２日、大阪府貝塚市内で、埼玉アストライアに所属する妹の友紀と野球教室を行った。

　冒頭では、貝塚ヤングの少年たちがサプライズで作った「首位打者Ｔシャツ」に満面の笑みを見せた川端。晴天にも恵まれ、２８０人の小学生らとキャッチボールやノックで交流した。打撃練習で手本を見せる際には、子どもたちから「ホームラン打って！」とお願いされたが「俺、無理やで」の言葉通り、柵越えならず。「筒香に負けてるでー」のヤジも飛んだが、首位打者らしい巧みなバットコントロールを披露して面目を保った。

　「きょうは人数も多くて、やはり僕の成績に比例するんですね。一人でも多くの子どもに、上を目指して野球を続けてほしい」と川端。またこの日は女子チームの参加もあり、妹の友紀も「年々女の子が増えている。本気で取り組んでいる姿はうれしいし、女子野球のトップを目指して頑張ってほしい」と笑顔だった。

　今年１月には、川端や山田、中村らが汗を流す愛媛県松山市内での合同自主トレに参加しており「一段と成長できた。来年もできれば参加させてもらいたい」と話した。