ロッテ 上野らが引退、打撃投手など球団スタッフで再契約

[ 2015年12月10日 18:12 ]

 ロッテは10日、今季限りで戦力外となった上野大樹投手、小林敦投手、植松優友投手と、元ロッテで西武を戦力外となった中郷大樹投手が今季限りで現役を引退すると発表した。上野は「マリーンズ・ベースボール・アカデミー」のテクニカルコーチ、小林はスカウト、植松と中郷は打撃投手として球団と契約を結んだ。

 各選手のコメントは次の通り。

 上野大樹(マリーンズ・ベースボール・アカデミー テクニカルコーチ)「トライアウトの際にファンの方々が、わざわざ静岡まで来てくださり、応援して頂きました。その時、改めてマリーンズに入団して幸せだったなあと感じました。こんな僕ですが、多くの方に応援して頂き、本当にありがとうございました。プロ初勝利も初完封も想い出深いですが、一軍で投げたすべての試合が僕にとっては大切な思い出です。マリーンズは地域に根付いた球団だと思っています。新しい仕事では、地域貢献も出来ればと考えています。なによりも子供たちに野球を教えるのは楽しみですし、嬉しいです。やりがいを感じています」。

 小林敦(スカウト)「怪我をして投げる事が出来ない日々が長かったですが、5年間もやらせていただいた事に感謝をしています。一番の思い出は長い怪我から復帰して、ロッテ浦和球場での二軍戦で久しぶりに投げた試合の事。とても緊張をしたのを覚えています。応援してくれた方々、サポートして頂いた方々に本当に感謝をしています。第2の人生では、マリーンズの力になれるような、いい選手を発掘できるよう頑張ります」。

 植松優友(打撃投手)「今年、プロ8年目で一軍初登板初先発を地元関西の甲子園で投げる事が出来たことが一番の想い出です。その時は80人ほどの知人の方に応援に来ていただきました。応援してくれた皆様に本当に感謝です。選手としては力になれませんでしたが、スタッフとして少しでもチームをサポートできるよう必死に頑張って投げたいと思います」。

 中郷大樹(打撃投手)「マリンでプロ初勝利した際に福浦さん、岡田さんと一緒にお立ち台に上げて頂いたことが一番の想い出です。悔いはありません。応援していただいた皆様に感謝の気持ちで一杯です。今は、スタッフとして再びマリーンズに戻る事が出来てとても嬉しく思います」。

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2015年12月10日のニュース