マエケンとの交渉は10日解禁 MLBが全30球団に通知

[ 2015年12月10日 08:15 ]

 米大リーグ機構(MLB)は9日、プロ野球広島の前田健太投手(27)が大リーグに移籍するためのポスティングシステムの申請が行われたことを全30球団に通知した。前田と米球団との交渉は米東部時間10日午前8時(日本時間10日午後10時)から可能となる。交渉期間は米東部時間で来年1月8日午後5時(日本時間同9日午前7時)までの30日間。

 前田の代理人を務めるアダム・カッツ氏はテネシー州ナッシュビルで開かれているウインターミーティングの会場で「これでどの球団とも交渉できる」と話した。

 2013年に改定されたポスティング制度は日本の球団が譲渡金を上限2千万ドル(約24億4千万円)までで設定し、その額を支払う意思のある全ての大リーグ球団が選手と交渉できる。米球界関係者によると、広島は譲渡金を2千万ドルに設定した。(共同)

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