DeNA砂田 大出世!年俸UP&背番47変更「恥じない成績を」

[ 2015年12月10日 05:30 ]

契約更改を終え、会見で笑顔を浮かべる砂田

 年俸も背番号も大出世だ!DeNAの2年目左腕・砂田が横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、420万円から880万円増の年俸1300万円でサイン。育成契約だった昨オフの年俸360万円から換算すると、山崎康の233%を超える260%のアップ率となり「急にお金が増えた。しっかり管理したい」とはにかんだ。

 今季は6月7日に支配下登録され、7月8日の広島戦(三次)で育成出身では19歳11カ月の最年少記録でプロ初勝利を挙げるなど3勝5敗をマーク。球団の期待は大きく、背番号は育成時代の「111」から支配下登録と同時に「68」に変わったが、その半年後に「47」へ再び変更となった。

 工藤公康(現ソフトバンク監督)が横浜(現DeNA)時代につけていた番号で「唯一持っているのが工藤さんのユニホーム。恥じない成績を残したい」と目を輝かせた。出世魚のスケールは大きい。「(山崎)康晃さんも(新人最多セーブの)記録を作った。自分も塗り替えたい」と、目標に掲げたのが史上最年少の完全試合。来年7月5日までに達成すれば、大洋・島田源太郎が60年に達成した20歳351日を塗り替える。その野心が一番の魅力だ。(平尾 類)

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2015年12月10日のニュース