黒田、8日にも進退決断へ 現役続行か引退か…球団と3時間会談

[ 2015年12月8日 05:35 ]

広島の黒田

 広島は7日、黒田博樹投手(40)に来季の現役続行を正式に要請。鈴木清明球団本部長が広島市内で約3時間にわたって会談。同本部長は感触にこそ言及しなかったが、「本人は先延ばししたくないと言っている」とし黒田が早ければ8日にも現役続行か、引退かの結論を下す可能性を示唆した。

 同本部長は「チームに不可欠な存在だと伝えた」とし、年俸提示は見送ったという。「彼(の判断基準)は条件面じゃない。モチベーションが上がってくるかどうか」。現役続行を決断すれば、あらためて契約更改の場を設ける予定だ。

 黒田は11月30日、「野球人生最高のモチベーションで帰って来たし、1年を終えて燃え尽きたという思いがある」と衝撃発言。「体を動かすのは気持ち。今年を超えないと体もついてこない」とし、自身を奮い立たせるものの有無で進退を決める意向を示している。

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