オリックス 2軍施設を17年大阪舞洲移転へ 30億円かけ新設

[ 2015年12月8日 05:30 ]

オリックスの舞洲移転計画の完成予想図

 オリックスは、2017年に練習施設や選手寮を含めた活動拠点を現在の神戸市から大阪市此花区の舞洲スタジアム周辺に移転する計画を7日、発表した。

 西名弘明球団社長は「大阪を本拠とする球団として(ホームの京セラドームから)近いこと、スポーツ施設が整っていたことが大きな要因」と説明した。

 17年から舞洲スタジアムを2軍の本拠地とし、1軍も常時練習できる環境を整える。この日、大阪市が所有する舞洲スタジアムと周辺地区の運営を委託する事業者を決める一般競争入札が行われ、京セラドームを運営するオリックス関連会社「大阪シティドーム」が落札した。同社が総工費約30億円をかけてサブ球場、室内練習場、選手寮などを新設する。

 ▼兵庫県の井戸敏三知事 阪神大震災後「がんばろうKOBE」を掲げ、地元に親しまれた球団。移転は誠に残念だ。今後も試合を神戸で開催し、地元ファンを大切にすることを期待したい。

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2015年12月8日のニュース