ヤクルト 石山 300万円アップも「1年間を通して働いていない」

[ 2015年12月7日 11:40 ]

契約更改を終え会見するヤクルト・石山

 ヤクルトの石山泰稚投手(27)が7日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円アップの来季年俸4100万円でサインした。

 開幕ローテーションをつかみながら苦しみ、シーズン中盤には中継ぎも経験。「1年間を通して働いていない。勝ちをつけることや貯金をつくることができずに悔しい思いはあります」とプロ3年目を振り返った。

 オフは2年連続で宮崎・西都で自主トレを行っていたが、今年は同僚の石川と都内で汗を流す。「石川さんはずっと先発としてやっていてケガなく1年間ローテーションを守っているので、そういう面での投球術や考え方を学びたい」と35歳にしてフル回転を続ける左腕への弟子入りを決めた。来季に向け「先発で勝負したい。勝てる投手を目指して勝ち星を増やし、2桁という数字はほしい」と目標を掲げた。

 今季はリーグ優勝を決めた現場に、翌日の先発のため広島へ移動しており立ち会えないという悲劇も起きた。「ぜひ来年は優勝の現場にいたい。でも僕がいないと決まるなら壊しちゃいけないかな…。1軍にいられればいいです」とはにかんでいた。 (金額は推定)

続きを表示

2015年12月7日のニュース