ヤクルトファン増やした!?真中監督、思い出の球場で野球教室

[ 2015年12月5日 15:38 ]

野球教室で打撃指導するヤクルト・真中監督

 ヤクルトの真中満監督(44)が5日、栃木県那須塩原市くろいそ運動公園内で行われた「那須塩原市誕生10周年記念野球教室」で講師を務めた。那須塩原市の小・中学生166人とキャッチボールや打撃練習など交流を楽しんだ。

 栃木県大田原市出身の指揮官にとって、中学時代に試合をしていた思い出深い球場。冒頭のあいさつでは「ヤクルトファンの人、手を挙げて」と呼びかけるもパラパラ…。一方で「じゃあ巨人ファンの人は?」の問いかけには多くの手が挙がり「短い時間ですが、一人でも多くヤクルトファンにしたいです」と意気込んでいた。

 その言葉通り、軽妙なトークと分かりやすい指導で少年少女の心をわしづかみ。最後に行われたプレゼント抽選会では、当たった子どもたちが大喜びするほど「真中ワールド」に引き込むことに成功し、ここでもリーグ優勝監督の手腕を見せつけた。

 「僕は小6のときの身長は1メートル48しかなく、中学生になっても1メートル68でした。でも身長とかは関係ない。努力してほしい。野球ができている感謝の思いを持って、これからも取り組んでください」と金言も授けた真中監督。「この球場の懐かしい思い出と、変わらない子どもたちの生き生きした姿が見られた」と感慨深げに目を細めていた。

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2015年12月5日のニュース