中田　4500万円増の２億4500万円に納得「インセンティブ全部獲る」

　日本ハム・中田が４日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、４５００万円アップの年俸２億４５００万円でサインした。希望額は３億ともいわれていたが、「おれ、３億なんて言ったけ？自分の思っていた希望額と違ったが、他のインセンティブの条件がよかった。来年、自分にプレッシャーをかけるのもいい」と、最後は納得した。

　不動の４番として今季も全１４３試合に出場し、自身初となる３０本塁打の大台に乗せ、自己最多の１０２打点をマーク。打撃部門の主要タイトルこそ逃したが、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得し、侍ジャパンの主力として「プレミア１２」にも出場した。２日に都内で行われたゴールデングラブ賞の表彰式に出席した際に、中田は「今年は真剣に考えたい。納得できなかったら、それなりの話をさせてもらう」と徹底抗戦を宣言していたが、「今はインセンティブのことしか頭にない。全部、獲ってやろうと思っている」と気持ちを入れ替えた。

　それでも最後は、「馬でも買おうかな。別の方法で馬がお金を稼いでくれたらいい」と毒づいていた。（金額は推定）