ヤクルト秋吉が夢先生 小5の32人に説いた「諦めないことが大事」

[ 2015年12月4日 13:44 ]

教室で夢先生を務めるヤクルト・秋吉

 ヤクルトの秋吉亮投手(26)が4日、東京都江東区の第三砂町小学校を訪れ、日本サッカー協会の「こころのプロジェクト」で、夢先生を務めた。

 体育館で5年生のクラス32人と汗を流した後、教室へ場所を移し、スーツ姿で「夢」の大切さを伝える授業を行った。幼稚園の送迎バスの運転手に誘われて野球を始めたエピソードに始まり、友達と遊びたくて練習をサボりたかった話やチームが7人しかいなかった話で子供たちの興味を引きつけていた。

 これまでの人生では「実力が足りない」など不安を感じた後に小学校の全国制覇や高校時代の都大会ベスト4、大学時代の全国ベスト8を達成したという。秋吉は「不安になっても諦めないことが大事。諦めないでやれば絶対に夢はつかめる」と熱弁。「僕もプロ野球という夢をつかんだけど、ここがスタート。今年の日本シリーズでソフトバンクに負けて本当に悔しかった。今は日本一が夢」と話した。

 今回の授業は日本サッカー協会と日本プロ野球選手会が連携協定を結び実現。今後も阪神・藤浪、西武・秋山、楽天・銀次ら12球団選手が夢先生を務める。

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2015年12月4日のニュース