ヤクルト・中沢　来季も中継ぎ希望「50試合は投げたい」

都内の球団事務所で契約を更改したヤクルト・中沢

　ヤクルトの中沢雅人投手（３０）が４日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１４０万円アップの来季年俸２１００万円でサインした（金額は推定）。

　プロ６年目の今季は自己最多の３５試合に登板するなど貴重な中継ぎ左腕としてリーグ優勝に貢献したが、不振で３度の２軍落ちもあった。交渉の席では球団から「調子の波を少なくするために、考えてほしい」と指摘も受け「肩を作るときのブルペンでの球数が多かった。来年はその辺りも考えたい」と反省を口にした。

　昨年に先発から中継ぎに配置転換されてやりがいも感じており「来年も中継ぎをやりたい。５０試合は投げたいです」と力強く目標を掲げた。来年１月は例年通り、秋吉、森岡らと宮崎県内で自主トレを行う。