選手会総会で不満噴出 FA宣言後の残留認めない球団は「ひきょう」

[ 2015年12月4日 07:40 ]

労組・日本プロ野球選手会の総会終了後、会見する嶋会長(中央)。左は東出、右は大島

日本プロ野球選手会総会

(12月3日)
 定期総会では、FA権を行使しての残留を認めない方針を球団が公表することが、選手への圧力になると問題視する意見が出た。

 ロッテ、ヤクルト、楽天など一部の球団が公表しており、楽天・藤田が「せっかく取った権利なのに、手を挙げられない選手が出てくる」と話したほかにも、他の選手からも「球団が事前に“脅し”をかけるのはフェアじゃない。ひきょうな行為だ」と糾弾する声が上がった。選手会は、18日の日本野球機構(NPB)との事務折衝で、姿勢の改善を求める。

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2015年12月4日のニュース