阪神・西岡　現れず…広報は自身のミス強調も球団本部長と“食い違い”

阪神の西岡

　順調に進んだ阪神の契約更改交渉で思わぬハプニングが発生した。前日までに報道陣に知らされていた予定では、福原の後に西岡剛内野手（３１）も入っていたが、交渉開始予定だった午後４時前に球団広報が、実は交渉日がこの日ではなかったことを明かし、謝罪する異例の事態となった。

　「（マスコミに対する球団広報の）伝達ミスです。（交渉日の）延期でも変更になったわけでもありません。案内ミスです。申し訳ありません」

　最後まで球団広報は自身のミスであることを主張するのみ。ただ、高野栄一球団本部長は「（西岡との契約交渉は）あると思っていました」と話しており、真相はやぶの中となった。

　球団に詰めかけた報道陣も最後まで、ふに落ちない表情を浮かべるしかなかった。説明を受けた後は一斉にテレビカメラなども撤収された。注目の交渉は後日に行われる予定だ。