“あしなが”「菅野基金」設立 介助犬育成の支援金を寄付

[ 2015年12月4日 05:30 ]

介助犬のクウとじゃれ合う菅野

 巨人・菅野が、社会貢献活動のために「菅野基金」を設立し、介助犬の育成や普及のための支援金を日本介助犬協会に寄付した。

 東京・大手町の球団事務所で贈呈式に臨んだエース右腕は、実働する介助犬が日本で74頭しかいないことを憂慮。「世間での認知度が低く(介助犬の)実働数も少ない現状を知り、支援をすることに決めました」と話した。おじの原前監督も趣旨に賛同して寄付し、贈呈式を「きょうは後見人としてだから」と見守った。

 寄付の額は非公表だが毎年の勝利数や奪三振数に応じて変動する。「一つのいいモチベーションになる。自分自身の成績も上がると思うし、そういうものに携われる」と菅野。基金からは地元の相模原市へも寄付することが決まっており「いろいろなところの力になっていければ」と、社会貢献でもチームの顔として使命を果たす。

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2015年12月4日のニュース