原前監督 退任後は「朝が来るのが待ち遠しい」

[ 2015年11月26日 07:57 ]

組合設立時の苦労話を語る中畑清氏(左)と原辰徳氏

 前巨人監督の原辰徳氏(57)が25日、都内ホテルで行われた「日本プロ野球選手会社団35周年・組合30周年記念感謝祭」に出席。10月19日の退任会見以来、初めて公の場に姿を見せた。高橋新監督の下、スタートした巨人について問われると「新監督の下、非常にフレッシュなチームとして前進していると思います」と深くうなずいた。

 セ・リーグは阪神・金本監督、DeNA・ラミレス監督を加え、3人の新指揮官が誕生。2期計12年間、巨人を率いた名将は「若い指導者の下、新しいセントラルができる」とした上で、「その中で高橋監督には大きな期待をしています」とエールを送った。

 選手会行事の後には場所を移し、NPBアワーズではコミッショナー特別表彰の功労賞を受賞。「一日一日を大事に勝負に挑み、多少長くやれたことに対する表彰かなと思っております」と感謝の言葉を並べた。

 退任後、約1カ月の私生活に話題が及ぶと「朝が来るのが待ち遠しい。リラックスした生活です」とニコリ。「時間を大事にしながら」と歌舞伎を観劇したことや英国でラグビーW杯の決勝を観戦したことを明かしていた。(川手 達矢)

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2015年11月26日のニュース