楽天 3選手が引退セレモニー 梅津「ユニホームを借りて投げたのが思い出」

[ 2015年11月23日 14:05 ]

 今季限りで現役を引退した楽天の森山周外野手(34)、梅津智弘投手(32)、西村弥内野手(32)が23日、ファン感謝祭で引退セレモニーに臨み、家族やチームメートから花束を贈呈された。

 森山はヤマハから05年大学・社会人ドラフト4巡目でオリックス入団。12年オフに戦力外通告を受け、楽天に加入した。楽天では足のスペシャリストとして活躍。「戦力外となり、すぐ楽天に拾ってもらって日本一となった」と振り返った。

 梅津は昨オフ、広島を戦力外となり、今季から育成選手として楽天に入団。7月末に支配下選手となったが、1軍は8月5日の西武戦(コボスタ宮城)の1試合のみに終わった。この試合はユニホームが間に合わず、レイの背番号「12」を借りて登板。「自分のユニホームじゃなくて、レイのユニホームを借りて投げたのが思い出」と笑った。

 西村は東京情報大から05年大学生・社会人ドラフト5巡目で楽天入団。内野ならどこでも守れるユーティリティープレーヤーとして、12年に自己最多82試合に出場した。「13年に日本一になった時はケガをしていたが、日本一のチームに所属していたことは誇りです」と思い出を語った。

 なお、森山は2軍の外野守備走塁コーチ、梅津は1軍サブマネージャー、西村はジュニアコーチとして球団に残る。

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2015年11月23日のニュース