楽天・塩見は現状維持「下がると思っていた」 来季へ危機感

[ 2015年11月21日 13:16 ]

仙台市内の球団事務所で契約を更改した楽天・塩見

 楽天の塩見貴洋投手(27)が21日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸3000万円(金額は推定)でサインした。

 今季序盤は好投も打線の援護に恵まれず、4月28日のオリックス戦で登板5度目にしてようやく初勝利。7月までに3勝を挙げたが、夏場にコンディション不良で1軍登録を抹消され、登板16試合で3勝5敗の成績に終わった。塩見は「後半戦は2軍で、仕事をしていないので、下がると思っていた」と淡々。「先発の僕らが頑張らないと上位にいけないので危機感を持って臨みたい」と来季への意気込みを口にした。

 夏に83キロだった体重は一時は75キロまで落ちたが、1日4食の生活を続けて79キロまで戻した。来年1月は例年通り、米ロサンゼルスでマリナーズからFAとなった岩隈と合同自主トレを行うが「勉強することも多いので、見て学びたい」と意欲的だった。

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