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梨田監督語る 打倒SBへの秘策 松井裕の起用法 夢は未体験の日本一

抱負を語る楽天・梨田監督

梨田新監督インタビュー(下)
 2年連続最下位からの巻き返しを図る楽天が18日、岡山県倉敷市で行ってきた秋季キャンプを打ち上げた。梨田昌孝新監督(62)にとっては、チーム再建のプロローグとなった17日間だった。監督として近鉄、日本ハムを各1度のパ・リーグ優勝に導き、5シーズンぶりに現場に戻ってきた12球団最年長指揮官。スポニチ本紙インタビューに来季構想やダジャレ秘話、抱いた夢を語った。(聞き手・徳原 麗奈)

 ――就任会見で最低でも勝率5割以上と目標を語った。今季は57勝83敗3分け。勝率5割を目指すには70勝が目安になってくる。

 「あと13勝でしょ?それぐらいは十分勝てる。投手陣では則本がエースとしてやってくれないと。今季は負け越した(10勝11敗)。エースが投げる時は何とか勝って、貯金できるようにしないといけない」

 ――打線は今季、チーム打率、本塁打、得点が全てリーグワーストだった。

 「野手は僕の中では2番・銀次を考えている。ヤクルトの川端が今季2番で後ろに山田がいて畠山がいて機能した。銀次が2番で送るというより、攻撃的に打ってくれれば。ただ、その後に長打が打てる外国人選手がいないと、そういった理想も現実味を帯びない。僕は捕手出身なので、本塁打が打てる打者の前にランナーが2人ぐらいいたら、嫌だなと思う。13年はジョーンズ、マギーがいて本塁打も打点も稼げたが、ここ2年はなかった。相手に怖いなというイメージを与えられなかった気がする」

 ――投手では松井裕の起用法が注目される。先発再転向はあるのか。

 「今年は33セーブ。チームの57勝の半分以上に貢献している。チームは後ろでひっくり返されると、もの凄く痛手。次の日、その次の日にも響く。もう一度、コーチと話をしないといけないが、ああやっていい成績を残しているのに、変える必要があるのかな?とも思う。理想は先発かもしれないが、とりあえず、もう1年は彼に…という気持ちもゼロじゃない。40セーブぐらい挙げられるような外国人選手が来てくれたら…」

 ――今年はソフトバンクに独走を許した。来季、楽天は開幕戦で対戦する。倒すための策は。

 「いい投手をホークスにぶつけるしかない。ホークスにチームの3番手までをぶつけるという気持ちでいきたい。各チームそうすれば、ホークスの勝率も下がる。5球団でホークスを倒さないと。CS、日本シリーズを見ても力の差が歴然。ホークスの勝率を下げないことには始まらない」

 ――10月8日の就任会見では、未体験の日本一へ意を強くしていた。

 「(監督を)もう一回はやりたいなと、思っていた。(現役時代の近鉄の監督だった)恩師の西本さんがリーグ優勝を8回経験していて、僕が2回。日本シリーズは10連敗みたいなもんだよね。どうしても日本一になりたいし、日本一には監督のユニホームを着ないことにはなれない」

 ――サインには「夢と感動」と記している。楽天でかなえたい夢は。

 「絶対、優勝。そして日本一だね。星野副会長は監督として(中日、阪神、楽天の)3球団目で日本一になられた。僕も2球団で優勝して3球団目。同じ道を歩きたいね。そして倉敷にある星野仙一記念館の副会長の銅像の一歩後ろに僕の銅像も建ててほしいね。その時は“はい、どうぞー(銅像)”と言うよ」

 ◆梨田 昌孝(なしだ・まさたか)1953年(昭28)8月4日、島根県生まれの62歳。浜田高から71年ドラフト2位で近鉄入団。捕手としてベストナイン3度、ゴールデングラブ賞4度に輝き、88年に引退した。通算1323試合、打率.254、113本塁打、439打点、41盗塁。近鉄、日本ハム監督として通算1263試合、645勝594敗24分け、勝率.521。13年WBCで野手総合コーチを務めた。楽天では背番号99。

 ▽梨田監督と日本シリーズ 00年から04年まで率いた近鉄では、01年にチーム本塁打211発の猛打でリーグ優勝。優勝決定は北川の代打逆転サヨナラ満塁本塁打だった。ただ、日本シリーズは打線が不発で1勝4敗に終わった。08~11年に指揮した日本ハムでは09年に優勝し、CSを勝ち抜いて日本シリーズへ。ダルビッシュが右手人さし指骨折を抱えながら第2戦で勝利投手となったが、2勝4敗で敗退した。

[ 2015年11月19日 10:30 ]

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