大リーグ新人王 ブライアントを満票で選出 ア・リーグはコレア

[ 2015年11月17日 09:45 ]

カブスのクリス・ブライアント内野手 (AP)

 米大リーグの最優秀新人(新人王)が16日発表され、ナ・リーグはカブスのクリス・ブライアント内野手(23)、ア・リーグはアストロズのカルロス・コレア内野手(21)が選出された。新人王は米国野球記者協会所属の記者投票によって決まる。

 ブライアントは今季、151試合に出場して打率2割7分5厘、26本塁打、99打点をマーク。チーム事情で開幕をマイナーで迎えたが、4月17日にメジャー昇格を果たすと、5月、8月と月間最優秀新人賞を獲得するなど活躍を見せた。満票で新人王に選出されたが、これはメジャー史上20人目、ナ・リーグでは2011年のキンブレル(現レッドソックス)以来11人目の快挙となった。

 コレアもブライアント同様に開幕はマイナースタート。メジャー昇格は6月8日と遅れたが、99試合に出場して打率2割7分9厘、22本塁打、68打点という数字を残した。また、打撃だけでなく遊撃手としての守備も光るものがあり、さらに史上2番目の若さで1試合3盗塁を記録するなど、シーズン14盗塁で足でもチームに貢献した。

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