マエケン 侍J4強導く、雄叫び7回7K零封「取り返したかった」

[ 2015年11月16日 23:00 ]

<日本・プエルトリコ>3回1死一、三塁、メンデスを投併殺打に打ち取りガッツポーズをする前田健

プレミア12準々決勝 日本9―3プエルトリコ

(11月16日 台湾・桃園)
 侍ジャパンの前田健太投手(27=広島)がプエルトリコ戦に先発し、7回を4安打無失点、7奪三振の好投を見せ、準決勝進出に導いた。

 「とにかく負けられない試合。7回無失点で終わってよかった」

 負けたら終わりの一発勝負。重圧のかかる決勝トーナメントの初陣・準々決勝の先発は小久保監督から1カ月前に言われていた。得意のスライダーをコーナーに投げ分けて付け入るスキを与えない。1点リードの3回には連打で1死一、三塁のピンチで、A・メンデスのバットをへし折り、投ゴロ併殺で切り抜け、雄叫びを上げた。

 「(前回(のメキシコ戦は5回2失点)、良くなかった。取り返したかった。(3回の併殺は)無失点で終われて良かった」と前田健。

 最後は「点を取ってくれて嶋さんもいいリードをしてくれた。感謝している」とチームメートへの感謝を口にしていた。

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