エンゼルスが青木獲り 欲しい高出塁率の「1番・左翼」

[ 2015年11月13日 06:17 ]

ジャイアンツからFAとなった青木

GM会議3日目

(11月11日)
 エンゼルスがジャイアンツからFAになった青木宣親外野手(33)を補強リストに挙げたことが11日(日本時間12日)、分かった。3日目を迎えたGM会議に出席したエ軍関係者が明かした。

 今オフ最大のテーマは正左翼手の獲得。パーラ(オリオールズからFA)、ラスマス(アストロズからFA)らとともにリストアップした。

 青木を獲得できれば懸案のリードオフマン不在も解消できる。ここ数年、主に1番だったカルフーンは出塁率・319で、アイバーは同・315。対して青木はメジャー4年間通算で同・353を誇る。トラウト、プホルスとメジャー屈指の強打者が中軸を担うだけに出塁率の高い1番を獲得すれば、得点力は飛躍的に上昇する。昨年の地区シリーズでは青木を擁するロイヤルズに3連敗で敗退したが、マイク・ソーシア監督は「青木は必ずバットに当てて三振をしない。スピードもある」と高く評価していた。

 米スポーツサイトSBネーションも2年総額1000万ドル(約12億3000万円)での獲得を提言。前日にはA・J・プレラーGMがソフトバンク・松田が補強リストにあることを認めたが、幅広く日本選手の動向を注視していく。(ボカラトン・奥田秀樹通信員)

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2015年11月13日のニュース