東都入れ替え戦はタイに 駒大・今永、最終戦へ「最後は気持ち」

[ 2015年11月9日 20:41 ]

<東都大学リーグ入れ替え戦東洋大・駒大>力投する東洋大2番手・原

東都大学野球1、2部入れ替え戦 東洋大8―4駒大

(11月9日 神宮)
 東都大学野球の1、2部入れ替え戦は1勝1敗のタイとなり、10日に最終戦が行われる。1部最下位の駒大はエース今永昇太(4年)を温存、逆に東洋大は勝ち試合に原樹理(4年)を5回途中からマウンドに上げた。

 DeNAのドラフト1位の今永は同じくヤクルトから1位指名を受けた原の投球をじっと見ていた。東洋大が7点をリードしての9回。3点を奪われながら投げ切った原に熱い思いが込み上げた。「大量リードだから明日のことを考えて交代してもいいのに、多分志願して最後まで投げたように見えました。原からは東洋を何としても1部に昇格させたいという思いが伝わってきます」

 原とは共通の知人を通して仲良くなった。ともにチームを背負うエース。「原の思いを跳ね返すには120、いや150%の力を出さないとはじき返せない。最後は気持ちだと思う」今永は学生最後の登板に並々ならぬ決意を口にした。来年はともにセ・リーグで対決する2人。学生ラストゲームはエース同士の意地とプライドをかけた大一番となる。

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2015年11月9日のニュース