いつまでも金の卵じゃ…中日・高橋周 背水の5年目 年俸初ダウン

[ 2015年11月7日 05:30 ]

プロ入り初ダウンとなる1600万円でサインした中日・高橋周

 背水の5年目だ。中日の高橋周平内野手(21)が6日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約交渉に臨み、プロ入り初のダウンとなる200万円減の推定年俸1600万円でサインした。

 11年に3球団競合の末に鳴り物入りで1位入団も、伸び悩む大器。危機感たっぷりに来季のレギュラー獲りを誓った。

 「(ダウンは)当たり前。自分でも納得いくシーズンじゃなかった。来年はレギュラーを獲る。それだけです」

 51試合の出場に終わり打率・208、4本塁打は高卒新人だった12年に次いで悪い数字。「チャンスはいっぱいあったけどものにできなかった」と苦しんだ1年を振り返る。今オフ、ソフトバンクから加入した大場は、ドラフトで6球団が競合した超有望株だったが、結果を出せずに中日に移籍してきた。自身もいつまでも金の卵のままではいられない。(山添 晴治)

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2015年11月7日のニュース