韓国初のドーム球場開場 来季からネクセンの本拠地

[ 2015年11月4日 20:26 ]

韓国初のドーム型野球場「高尺スカイドーム」

 韓国・ソウル市九老区に完成した同国初のドーム型野球場「高尺スカイドーム」が4日、正式にオープンし、8日に日本で開幕する野球の国際大会「プレミア12」に出場する韓国代表とキューバ代表の親善試合が行われた。

 韓国高校野球の開催地として親しまれたソウルの東大門球場の解体に伴い、ソウル市が2009年に着工。当初アマチュア向けを想定していたが、プロ球団ネクセンが来年から本拠地として使用することが10月に決まった。

 球場は両翼99メートル、中堅122メートルで、座席数は約1万8千席。グラウンドから屋根までの高さは、東京ドームより約6メートル高い約68メートルという。使用感を確かめるテスト競技では「照明がまぶしすぎる」との意見も寄せられ、来年までに改善する。

 仕事帰りにビール片手に観戦した仁川市の男性会社員(26)は「ドームといえば東京や名古屋が思い浮かぶので、日本で観戦している感じ」と笑った。(共同)

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2015年11月4日のニュース