李大浩 メジャー挑戦へ!ソウルで会見「最後に夢に挑戦したい」

[ 2015年11月3日 10:55 ]

記者会見でポーズをとるプロ野球ソフトバンクの李大浩内野手

 日本シリーズMVPに輝いたソフトバンクの李大浩内野手(33)が3日、ソウル市内で記者会見し、2年契約を終了して1年延長オプションのある来季について「ソフトバンクの配慮の下に契約上の権利を行使する。野球選手なら誰でも抱く米大リーグという夢に、最後に挑戦したい」と明言した。メジャー入りが不調の場合にはソフトバンクでプレーを続けたい意向も示した。

 李大浩は10月31日には一部で報じられた来季のメジャー挑戦を否定。「私はクビ?本当にびっくり。契約が残っているのでホークスでプレーしたい。私の意思では来季というのも頭に入っている」と残留が基本線であるとしていた。

 この日は「日本に来たときからメジャーを考えていた」と話し、「30代半ばなので今回駄目なら難しくなる。家族とも相談し、決めたのは一昨日(1日)」と決断の背景を明かした。

 韓国ロッテで2度の3冠王に輝いた李大浩は12年にオリックスに入団し、来日1年目で91打点をマークして打点王のタイトルを獲得。14年にソフトバンクに加入し、今季は打率・282、31本塁打、98打点の成績をマーク。ヤクルトとの日本シリーズでは骨折で欠場した内川の代役として4番に座ると、3試合で決勝打で放つなど5試合で8打点を記録し、2年連続日本一に大きく貢献した。(共同)

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