巨人ファン 賭博問題拡大に「社会常識に反している」

[ 2015年10月21日 12:40 ]

 「普通の感覚じゃあり得ない」。日本野球機構(NPB)の調査委員会が、新たに巨人軍の笠原将生投手(24)と松本竜也投手(22)の野球賭博関与を発表した21日、野球ファンはあきれ顔で失望を表した。

 巨人ファンだという男性会社員(65)は、「社会常識に反している。ファンとして、本当に許せない」と怒る。

 神奈川県の男性(31)は「選手にはさまざまな情報が入ってくるはず。ほかにも関わっている人がいるのではないか」と問題が広がる可能性を指摘した。

 選手の意識の低さを嘆く声も。数十年来の巨人ファンの川崎市の男性(73)は「スポーツ選手としては最低。球団も法律を守るという指導をしていたのか。野球少年の夢もつぶしてしまう」。阪神ファンの女性(54)は「巨人というブランドでリーグを引っ張る立場なのに、考えが甘いのでは」と話す。

 東京都江東区の60代の女性は「悪いことは悪いが、賭博をやっている選手は一部にすぎない。一生懸命やっている人がほとんどだから、一緒にされるのはかわいそう」と他の選手を気遣った。

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2015年10月21日のニュース