ヤクルト 1位は明大・高山に一本化、真中監督「即戦力」

[ 2015年10月21日 05:30 ]

明大・高山

 ヤクルトは都内の球団事務所でスカウト会議を行い、1位指名を明大の高山に一本化。真中監督は「外野手が欲しいので高山君でいこうとなった」と公言し、「三拍子そろった即戦力」と評した。

 今季はリーグ優勝したチームにあって「1番・中堅」は固定できず、上田、比屋根らが務めてきた。高山は東京六大学リーグ通算131安打でリーグ記録を更新中。外野陣のさらなる底上げを目指す真中監督は「もし高山を獲得できれば来季の開幕スタメンの可能性もあるか?」と問われ、「そういうことも考えながらやる」と現有戦力に刺激を与える存在となることも期待した。

 鳥原公二チーフスカウトは「(競合は)多くても2、3球団ではないか」と予想。他球団と競合した際に抽選を担当する真中監督は「できればクジはない方がいいけど、もしそうなれば頑張って引きます」と意気込んだ。

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2015年10月21日のニュース