由伸に監督就任要請、熟考へ「大変光栄な話。よく考えたい」

[ 2015年10月20日 17:07 ]

巨人の次期監督就任要請を受け、報道陣の質問に答える高橋由伸

 巨人・高橋由伸打撃コーチ兼任外野手(40)が20日、都内のホテルで球団側から監督就任要請を受けた。

 高橋は「神宮で負けてから選手として来季に向けて気持ちを切り替えていた。まだまだ(現役として)できるのではないかという思いがある。大変光栄な話とも思います」と話し、受諾については「時間を頂けるということなのでよく考えたい」と、熟考する意向を示した。

 また、兼任監督については「受けるとすれば、自分自身兼任監督はないと思う」と否定的だった。

 巨人は19日に原辰徳監督(57)の退任を発表。白石興二郎オーナー(69)が「原野球を継承して、新しい風を吹き込んでくれる人。継承し、発展させる強い意志があり、努力をしてくれる人」と後任候補の条件を挙げていた。

 ◆高橋 由伸(たかはし・よしのぶ)1975年(昭50)4月3日、千葉県生まれの40歳。桐蔭学園で甲子園に2度出場。慶大では通算23本塁打の六大学新記録をマークした。97年ドラフト1位で巨人入団。98年は新人王はならずもセ・リーグ特別表彰を受賞。ベストナイン2度、ゴールデングラブ賞7度。04年アテネ五輪に出場して銅メダル。今季から打撃コーチ兼任。通算成績は1819試合で打率・291、321本塁打、986打点、29盗塁。1メートル80、87キロ、右投げ左打ち。

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