帆足が引退会見 松坂ら引き留めも「福岡で終わろうと思った」

[ 2015年10月18日 15:18 ]

笑顔で引退会見するソフトバンク・帆足

 ソフトバンク・帆足和幸投手(36)が18日、ヤフオクドームで引退会見を行った。

 6月28日の楽天戦(コボスタ)で今季初勝利。チームメートの松坂や西武時代の仲間であるオリックス・中島らからも、まだ、やれる引き留められたが、2軍では千賀、東浜、岩崎といった若い投手の成長も目の当たりにし、ユニホームを脱ぐことを決めた。

 「FAで福岡にきた時、福岡で野球を終わろうと思っていました。西武、ソフトバンクと強いチームで野球ができたことは誇り。まだまだ、ソフトバンクは強くなる。それを近くで見守っていきたい」と帆足。

 社会人野球の九州三菱自動車から00年ドラフト3位で西武入り。12年にはFA宣言し、地元福岡へ。強気のマウンドさばきとパームボールを武器にプロ15年間で4度の2桁勝利を挙げるなど267試合90勝67敗、防御率3・90だった。

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