ケンカ投法予告のロ軍ボルケス “裏かき”外角攻めで6回零封

[ 2015年10月18日 05:30 ]

<ロイヤルズ・ブルージェイズ>6回を無失点と好投したロイヤルズ・ボルケス

ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦 ロイヤルズ5―0ブルージェイズ

(10月16日 カンザスシティー)
 ア・リーグ優勝決定シリーズは16日(日本時間17日)に始まり、ロイヤルズが5―0でブルージェイズに先勝した。先発エディンソン・ボルケス投手(32)から4投手で零封リレーを演じ、投打の歯車がかみ合った。ブ軍の川崎宗則内野手(34)は、地区シリーズから引き続き出場登録を外れた。

 ロイヤルズが本拠地の大歓声を背に完勝発進した。先発は8月2日の直接対決最終戦で、死球を与え乱闘騒動のきっかけとなったボルケス。戦前には内角攻めを宣言していたが「試合前にプランを変えたんだ」と外角をうまく使い6回を2安打無失点に封じた。後の3投手も零封を続け、地区シリーズからの16イニング連続無失点は球団のポストシーズン記録に並んだ。

 打っては3回にエスコバルの先制打を皮切りに効果的に加点し、抑えのデービスを温存できた。「あの打線を相手にするのはかなりの挑戦。リードを奪えたのは良かった」とネド・ヨースト監督も危なげない試合運びに余裕の表情だった。

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