増井 急な出番に焦り、ピンチ招くも無失点締め「力が入った」

[ 2015年10月11日 19:46 ]

<日・ロ>9回2死一、二塁で最終打者を三振に仕留め、ガッツポーズの日本ハム・増井

パ・リーグCSファーストS第1戦 日本ハム4―2ロッテ

(10月11日 札幌D)
 日本ハムの増井が2点リードの9回をしのいだ。8回に味方が逆転し「急に出番が来て焦った」と言うように、安打と四球で2死一、二塁のピンチを招いたが、最後は清田をフルカウントから低めのフォークボールで空振り三振に仕留めた。

 今季はセーブ王にあと2に迫る自己最多の39セーブの活躍。それでも今季のCS初登板は緊張したそうで「絶対に勝たなきゃと力が入った。1度登板して力が抜けると思う」とほっと息をついた。

 ▼厚沢投手コーチ(有原の救援起用に)「当然危ない要素はあるが、選手が伸びるポイントでもある。監督が腹をくくって有原が応えた」

 ▼レアード(8回に同点二塁打)「高めにいい球が来たので次につなごうと振り抜いた。あのままでは終われなかった」

 ▼杉谷(5回に得点につながる二盗を決め)「いちかばちかと腹をくくった。何とか流れを変えようという気持ちだった」

 ▼中島(5回に適時打)「あの打席は集中していた。同点にできたのは個人的にも成長している」

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2015年10月11日のニュース