沢村 劇勝呼ぶ気迫24球 今季初お立ち台「“やる”という感覚」

[ 2015年10月11日 05:30 ]

<巨・神>9回から登板した沢村は2回を無失点に抑えた

セ・リーグ クライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦 巨人3-2阪神

(10月10日 東京D)
 今季初めて上がるお立ち台。2イニングを1安打無失点、3奪三振で勝利投手になった巨人・沢村は、「1点もやれない展開だったので、しっかり抑えることができて良かったです」と振り返った。

 2―2の9回から3番手で登板。最速153キロの直球とフォークを軸に気迫の24球でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。延長10回に代打・高橋由を送られて降板したが、原監督は「球数が少なかったので、打席が回ってこなかったらもう1回行ってもらおうと思っていました」とレギュラーシーズンでは一度もなかった3イニングを投げさせる考えがあったことを明かした。

 昨季のCSファイナルSは第2戦に先発して4回4失点。今季、守護神として君臨する右腕は「いくときは腹をくくってますから。できるできないではなく、“やる”という感覚。いけと言われたらいくのが仕事」と言い切った。

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2015年10月11日のニュース