クルーズ劇場 3安打!美守連発!最後は両脚けいれん

[ 2015年10月11日 05:30 ]

<日・ロ>7回、安打後、足を痛め、ベンチにさがるクルーズ

パ・リーグ クライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦 ロッテ9-3日本ハム

(10月10日 札幌D)
 ロッテのクルーズが3安打1打点と打ちまくり、守備でも美技を連発。最後は両脚けいれんのオマケ付きと、忙しい一日だった。

 ビッグプレーは3回だ。3点差に迫られ、なお1死一、二塁で中前に抜けそうな近藤の打球を逆シングルで捕球。グラブトスから併殺でピンチを断ち切った。5回1死でも陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)の二遊間の当たりを一塁へジャンピングスローでアウトにした。「カウントと球種でポジショニングしている」というクルーズを、松山内野守備走塁コーチも「勘がいい」と称賛した。

 7回1死から左中間を破る3安打目を放った際に両脚の太腿裏がけいれんし、デスパイネに背負われて退場。「右脚がつって左脚でかばったら両脚がつった」。1日の日本ハム戦(札幌ドーム)で右太腿裏の軽度の肉離れを発症し、この日が復帰戦だった。試合後は自力歩行が可能なほど回復しており、11日の出場は様子を見て決める。

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