パイレーツ内野手 聖書引用し八つ当たりを謝罪「キリスト同様に…」

[ 2015年10月9日 15:34 ]

ナ・リーグ地区シリーズ進出決定戦で死球が原因となりパイレーツ、カブスの両軍がもみ合いとなる (AP)

 パイレーツのショーン・ロドリゲス内野手(30)が聖書の言葉を引用して自身の常軌を逸した行為を謝罪した。

 ロドリゲスは8日に行われたナ・リーグ地区シリーズ進出決定戦において、死球をきっかけに両軍が激しくもみ合いとなった際、カブスの選手に手を出したとして退場を宣告された。

 事態が収束した後も怒りが収まらず、グラウンドを去る前にはベンチに置かれているドリンクの入ったクーラーボトルに数発のパンチをお見舞いし、その光景はテレビカメラもしっかりと捉えていた。

 頭が冷えたロドリゲスは9日に自身のツイッターを更新。そこには「あのような行為で自分の怒りを発散させてしまったことを謝罪します。あのクーラーボトルにも語りかけて謝りました。キリストがすべての人々に対して寛容であるように、あのクーラーボトルも私を許してくれるはずです」とあり、下記の聖書からの引用が見られた。

 「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないのゆえに、価なしに義と認められるのです。(ローマ3:23―24)」。

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