原巨人CSに逆風 渡辺最高顧問「終盤粘った」ねぎらいも…

[ 2015年10月6日 05:30 ]

シーズン終了報告後、読売本社を後にする巨人・原監督

 巨人の原辰徳監督(57)が5日、読売新聞東京本社を訪れ、渡辺恒雄球団最高顧問(89)、白石興二郎オーナー(69)にリーグ4連覇を逃し、2位に終わったレギュラーシーズンの報告を行った。約1時間の会談後に取材に応じ、今季限りで2年契約が満了となる自身の去就については「その話は全く出ませんでした」と話した。球団はCSなどの戦いを見て、総合的に判断する方針だ。

 ポストシーズンに向けた方向性についても意見を交わし、指揮官は「強化の部分、あるいは伸ばす部分。打線の部分で中心選手の名前も出たりした」と明かし、渡辺最高顧問からは「終盤よく粘って、たくさんお客さんが来たが、結果が一歩足りず残念だったな」とねぎらわれたという。

 3年ぶりの日本一を目指す原監督は「最善を尽くした準備の中で(CSファーストステージ初戦の)10日を迎えることに集中できると思う」と決意を込めたが、その直後、球団は福田が賭博行為に関与していたと発表。内部から球界を揺るがす問題が噴出した中で、6日から練習を再開する。

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