宮本慎也氏ら調査委は即日第1回会議 介在第三者へ聞き取り示唆

[ 2015年10月6日 05:30 ]

巨人・福田が野球賭博に関わった疑惑があることを受け、取材に応じる調査委員の大鶴委員長(中央左)と宮本氏(同右)

巨人・福田 野球賭博関与

 NPBの調査委員会は即日、都内で初会議を開き、さらなる事実解明や選手の処分案などを調査、検討していくことを確認した。会議後、大鶴委員長は「関係者にヒアリングをする。必要であれば、介在した第三者(福田が笠原から紹介された知人)からも話を聞く」と説明。また、宮本氏は「詳しいところが分からないのでコメントは差し控えさせていただきたい」とした上で、「どこの世界でも起こり得ることじゃないでしょうか」とスポーツ界全体に警鐘を鳴らした。

 ▽調査委員会 野球協約第25、26条によると、コミッショナーが任免する調査委員3人で構成される委員会。任期は2年。コミッショナーの委嘱があった場合、野球協約に違反する事実があるかどうかを調査し、調査結果と処分案をコミッショナーに報告する権限を持つ。14年1月に任命された現在の委員は委員長の弁護士・大鶴基成氏(60)、公認会計士・加藤善孝氏(56)、元ヤクルトの野球評論家・宮本慎也氏(44)の3人。

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2015年10月6日のニュース