ビデオ判定に審判員以外の第三者 NPB、誤審受け改善策協議

[ 2015年10月5日 20:25 ]

 日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が5日、東京都内で開かれ、9月12日の阪神―広島20回戦(甲子園)で誤審があったことを受け、ビデオ判定に審判員以外の第三者が加わるなどの改善策を協議した。

 今季のクライマックスシリーズと日本シリーズでは、セ、パ両リーグの統括が映像の検証に加わることが決まった。来年以降の公式戦でも第三者が参加する仕組みを検討するほか、現在は行っていない地方球場でもビデオ判定を導入する方針。

 また、宮崎県で行われている秋季教育リーグで、無走者のときは15秒以内に投球することを徹底するなどの試合時間短縮策を試験的に実施することを決めた。

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2015年10月5日のニュース