畠山 球団日本人最多105打点 38年ぶりに大杉の記録を更新

[ 2015年10月3日 05:30 ]

<ヤ・神>初回1死一、二塁、歓喜のビールをかける畠山
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セ・リーグ ヤクルト2-1阪神

(10月2日 神宮)
 試合後、ヤクルト・畠山はナインの手で3度胴上げされた。優勝を決めた一戦で初回1死一、二塁から先制の左前打。

 これで今季105打点目を挙げ、77年の大杉を抜いて球団日本選手最多打点を更新し「どんな形でも、どうしても先制点が欲しかったので、ランナーを還すことができてよかった」と4番の仕事を果たして笑みをこぼした。守備でも2回1死三塁で一、二塁間の鋭いライナーを飛びついて好捕。飛び出していた三塁走者の江越の動きを見て三塁に転送し、見事に併殺を完成させた。

 ビールかけでは「みんな、何をやっていいか分からないみたい」と初々しさをのぞかせたが「みんなで勝ち取った優勝。周りに支えられて感謝している」と勝利の美酒に酔いしれていた。

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