神宮でファンと美酒濡れ祝勝会　泡と消えたビール2000本

＜ヤ・神＞ビールかけを楽しむヤクルトナイン

セ・リーグ ヤクルト２－１阪神

（10月2日 神宮）
　試合後の祝勝会は９１年の広島以来となるグラウンド上で行われた。神宮球場の中堅付近にブルーシートで特設会場を設置。ファンが見守る中、ナインはユニホームや白のチャンピオンＴシャツ姿、上田はサルのマスクをかぶるなど個性的なスタイルで登場。

　堀澄也オーナーの「ニッポンバンザイ！」で万歳三唱すると、真中監督は「俺に必ず（酒を）かけてくれよ！」とあいさつして爆笑を誘った。鏡抜きの後は選手会長の森岡が、今季、高津投手コーチと野村バッテリーコーチが一体感を出すために使ったフレーズ「ヤクルトスタイル！ヤクルトスマイル！」と絶叫。「エイエイオーッ」のかけ声でビールかけがスタートした。

　２軍から１５選手も参加して用意されたビール２０００本、たる酒などは約１３分で空となった。チームは前回優勝の０１年は米中枢同時テロの影響でビールかけを自粛。９７年以来の祝宴で美酒に酔いしれていた。