現役続行決断の松中、背中押された妻の言葉「納得するまで」

[ 2015年9月30日 05:30 ]

退団会見を行い、悔しそうな表情で席を立つ松中

ソフトバンク・松中、退団会見

(9月29日 ヤフオクD)
 ソフトバンクの松中信彦内野手(41)が29日、ヤフオクドームで記者会見し、今季限りで退団し、現役を続行する意向を表明した。シーズン終了後に自由契約となり、移籍先を探すことになる。

 【松中に聞く】

 ――王球団会長、工藤監督への報告は?

 「王会長にはきのう電話でお話ししました。“マツが決断したんなら、それでいい”と言っていただきました。工藤監督には“自分も4球団渡り歩いて、いろんな野球を見てきた。他の球団で野球をするのは今後の野球人生にプラスになる”と言われました」

 ――家族には伝えたのか?

 「長男は中学2年生。ある程度、覚悟していたみたい。次男は野球をやめないでと言ってました。嫁には“パパの好きなようにやりなさい。納得するまでやりなさい”と言われました」

 ――このタイミングの発表の意図は?

 「(残り試合で)ホークスのユニホームを一人でも多い方に見てもらいたい。終わってからだと申し訳ないので」

 ――NPB以外なども検討するのか?

 「分からないです。決断したのがここ1日、2日なので。これから考えると思います」

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2015年9月30日のニュース