これぞ9人目の野手!“元PL4番”マエケン「プロとして」CS諦めない!

[ 2015年9月26日 18:00 ]

5回1死、前田健は左中間二塁打を放つ

セ・リーグ 広島2―1阪神

(9月26日 マツダ)
 前田健がハーラートップの14勝目。5回には二塁打で出塁し、チームとして32イニングぶりの得点となるホームを踏んだ。

 5回1死で打席に立った前田健は、左中間へ野手顔負けの打球。打球の飛んだ位置を考えれば単打でもおかしくなかったが「足は速くないけど、何とかチャンスを広げたいと思って」と、迷うことなく一塁を蹴り、二塁へ到達した。エースの激走は、新井の適時打、エルドレッドのフェンス直撃の勝ち越し打へ繋がった。

 試合後のヒーローインタビューでは打席を振り返り、「みなさんお忘れかもしれませんが、PL学園の4番バッターでした」と観客の笑いを誘った前田健。投げても阪神打線から9三振を奪うなど、8回1失点でハーラートップの14勝目を挙げた。

 「自分の勝ちがチームの勝ちに繋がるので、チームの為に1勝でも多く挙げていきたいと思っていた。今日勝てて本当に良かった」と自らの14勝目を喜び、「プロとして諦めることは1番カッコ悪いことだと思う。とにかく、一生懸命、全力で勝ちにいきます」と逆転でのCS進出を誓った。

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