故意死球のパベルボンに出場停止処分 頭部狙いベンチ総出の事態

[ 2015年9月26日 11:16 ]

ナショナルズのパペルボン(左)とウィリアムズ監督は球審へ抗議する(AP)

 大リーグ機構は25日、ナショナルズの抑え右腕ジョナサン・パベルボン(34)に対して故意に頭部付近に投球をしたとして、3試合の出場停止処分と罰金を科した。

 パベルボンは23日のオリオールズ戦で4番手の投手として9回から登板。2アウトとして迎えたマチャドに対し、3球目に投じた150キロのストレートが腕に直撃する死球となったが、この投球が故意と判断され、球審から退場を命ぜられた。

 頭部付近への投球をかろうじて腕でかわしたマチャドはバットを放り投げて激怒。その後、パペルボンと口論になり、両軍ベンチ総出の事態に発展した。

 パペルボンは今季途中にフィリーズからトレードされ、ここまで2チーム合計で4勝2敗24セーブ、防御率1・91をマーク。同投手は処分を不服として異議を申し立て、ウィリアムズ監督も正式な処分が下るまで起用し続けるという。

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