ソフトB・千賀 目標のマウンドで1安打快投も「まだまだ修業の身」

[ 2015年9月20日 17:41 ]

<ソ・ロ>ソフトバンクの先発・千賀

パ・リーグ ソフトバンク1―0ロッテ

(9月20日 ヤフオクD)
 ソフトバンクの千賀が今季2度目の1軍マウンドでスコアボードに「0」を8つ並べてみせた。

 右肩を痛めてリハビリに励んできた千賀が先発として輝きを取り戻した。故障するまでは中継ぎとして活躍を見せていたが、「きれいで気持ちよかった」という本拠地ヤフオクドームのマウンドに上がると、試合開始からロッテ打線を沈黙させた。

 「フォークをしっかり扱えた」と振り返るこの日の98球。安打は福浦に許した右前打のみという快投だった。それでも、本人は内容に満足せず「疲れてからの投球を詰めないといけない。工藤監督からも“まだまだ弱いな”と言われた」と反省を口にした。

 昨年6月からリハビリを始めた千賀。目標としていたヤフオクドームでの登板に「うれしく思う」とようやく白い歯を見せ、「チャンスをもらえたらしっかり投げたい」とCS、そして日本シリーズでのマウンドにも意欲を見せた。

 工藤監督は「千賀と初めて対戦するロッテ打線が的を絞れなかったのではないか」と前置きしつつ、「よく投げてくれた。4回までの投球を最後まで続けてくれたらすごい投手になる」とその投球を評価。今後の起用に関しては「中継ぎが有力」とコメントした。

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